小松 伸多佳

 

 

何をやってきたのか(経歴・実績)

何をやってきたか
株式会社野村総合研究所⼊社。主任研究員。2005年に独⽴し、我が国初の有限責任事業組合(LLP)形態のベンチャー・キャピタルを設⽴。2019年よりイノベーション・エンジン(株)に参加、ベンチャー・パートナー。現在、ベンチャー・キャピタリスト、国際公認投資アナリスト、企業並びに業界団体外部役員等を務める。ほかに、JAXA(宇宙航空研究開発機構)客員研究員、内閣府規制改⾰会議参考⼈、⾼齢障害求職者雇⽤⽀援機構委員、関東ニュービジネス協議会部会⻑等ほか、各種業界団体、政府関係機関委員等を歴任。

 

得意なこと(誰にもまけないこと)

自身のビジネス経験を振り返ると、障がい者福祉から宇宙開発まで、経済原理が充分に浸透してこなかった分野に、ビジネスの知恵を注ぎ込むことによって、新たな価値を創出する活動に勤しむことが多かったように感じます。労働者派遣法や政府調達入札制度改正に関わった時は、経済面から法的要件を捉え直す試みを実践しました。宇宙開発でも、従来は政府予算に縛られているため、研究者は1年でできることを3年に延ばして予算を確保したりしました。しかし、イーロンマスク率いるスペースXが登場して、10年でもできないことを数年で成し遂げたので、宇宙開発にも資本のビジネスの論理が急速に浸透し始めました。ビジネスや資本の論理が浸透する時には、様々なビジネスチャンスと投資機会が生まれます。こうしたチャンスを捉えて、Win-Winの関係を築いていきたいと思います。

 

何を貢献したいのか(未来の夢)

DX、AI、ロボット、IoTと、様々な要素技術が、今後あらゆる産業領域に浸透してくると思います。特に、これまで経済原理の浸透が不十分であったサービス産業、福祉産業、政府関連サービス、宇宙開発等の分野では、資本の論理の浸透と技術革新が両建てで産業を革新していくと考えられます。これまでの経験を活かして、こうした分野で頭角をあらわすベンチャー・ビジネスと関係を結び、共に産業の革新を図っていきたいと思います。